毛穴の黒ずみがあると肌のトーンが暗く見えてしまったりメイクのりが悪くなるといったデメリットがたくさんありますよね。
さらに、周りから見ると毛穴の黒ずみは隠しきれていなかったり目立って見えることがあります。
そこで、この記事では毛穴の黒ずみがどうしてできるのか、原因から正しいケアの方法を徹底的に解説していきます！！
毛穴の黒ずみができる原因は？
毛穴の黒ずみがあると、肌のザラつきやトーンが暗くなるなどの悩みが生じます。さらに、メイクのりも悪くなり、デメリットしかありません。
毛穴の黒ずみをなくすために、まずその原因を確認しましょう！
1. 毛穴詰まり
毛穴づまりの原因は、ズバリ『角栓』です！
皮脂の過剰分泌、古い角質やメイク汚れの洗い残しが毛穴につまることで、角栓が酸化し黒ずみが生じます。また、ターンオーバー（肌の生まれ変わり）が乱れた時も黒ずみが発生します。皮脂の分泌が盛んなTゾーンや額、小鼻で悩んでいる方が多いです。
2. 毛穴の開き
毛穴の開きとは、毛穴に角栓が詰まった状態が長く続くことで毛穴が広がってしまう現象です。この状態が放置されると、毛穴が大きく見え、さらに悪化する可能性もあります。また、広がった毛穴に光が当たると、その陰影が強調され、実際には汚れが溜まっていない場合でも、黒ずみのように見えることがあります。頬部分に見られる方が多いです。
3. 毛穴が色素沈着している
『メラニン毛穴』とは、紫外線や摩擦などによって皮膚が炎症を起こし、メラニンが生成されて毛穴が黒く見える状態を指します。黒ずみ毛穴よりも薄い茶色をしており、特にポツポツとした毛穴に多く見られます。メラニンの色素沈着が原因で、毛穴の黒ずみが目立つようになり、一度できると改善が難しくなります。予防には、紫外線対策や摩擦を避けたスキンケアが重要で、肌に優しいアプローチを心がけることが必要です。
4. 産毛（細かい毛）
毛穴の黒ずみは産毛が原因の可能性もあります。
産毛が直接黒ずみを引き起こすことはありませんが、産毛の周りはメイク汚れが付着しやすいため、汚れの蓄積で黒ずみになりやすいです。また、すでに角栓が詰まっているところへ産毛が生えてしまうと、角栓の中に産毛が詰まり黒く見えます。
このタイプの黒ずみには、まず脱毛やフェイスシェーバーで処理しましょう。
毛穴の黒ずみへの対策方法は？
毛穴の黒ずみをなくすには、とても地道な努力が必要ですよね。
地道なケアですが、実践することで少しでも効果がある、今すぐできる対策方法を紹介します。
ツルツルの陶器肌を目指して頑張りましょう！
クレンジングを見直す
クレンジングはメイクや角栓など『油性』の汚れを落とす役割があり、毎日欠かせないスキンケアアイテムです。
しかし、毛穴の汚れを落とそうと洗浄力の高いものにするとお肌に負担がかかります。さらに、必要な皮脂まで取り除かれ、皮脂の過剰分泌により毛穴が目立つことがあります。
毛穴用クレンジングは余分な皮脂や汚れ、毛穴の奥の汚れを取り除きながらも、毛穴を引き締める効果が期待できます。
自分の肌質や毛穴タイプに合った効果的な製品を選んで使いましょう。
正しい洗顔を心がける
実は、洗顔時に意識すべきポイントがいくつかあります！
・清潔な手で洗う
・しっかりと泡立てる
・適切な水温を心がける
・十分に洗い流す
●清潔な手で洗う
洗顔前に、手をしっかり洗ってから洗顔料を使ってください。
雑菌が手についたまま洗顔をすると、肌に雑菌がつく可能性があります。
●しっかりと泡立てる
しっかりと洗顔料を泡立てることで、肌の摩擦を防ぎます。普段の何気ない肌の摩擦は継続して受けると、肌荒れやバリア機能の低下につながり、将来にシミやくすみとして残る可能性があります。
●適切な水温を心がける
洗顔時に熱すぎるお湯や冷水を使っていませんか？熱すぎるお湯は、肌を乾燥させる原因になります。冷水で洗うと毛穴が開かず、汚れや余分な皮脂が毛穴に詰まりやすくなります。洗顔の適温は「32~34℃」くらいです。
●十分に洗い流す
洗顔後は十分にお湯で洗い流しましょう。洗顔料がお肌に残ったままだと肌トラブルや乾燥の原因になります。
保湿ケアを怠らない
適切な保湿を行うことで、肌のバリア機能強化や毛穴詰まりを防ぎ、毛穴を引き締める助けになります。また、肌が乾燥すると余分な皮脂が分泌され、毛穴の開きや雑菌の増殖、肌トラブルになり兼ねません。
こまめに保湿ケアを行い方は、ミスト化粧水がおすすめです！
ミスト化粧水は霧のように細かいミストで、メイクの上から使えます。ヨレや崩れの心配はなく、保湿の効果を得られます。
毛穴を引き締めるケアを行う
毛穴を引き締めるケアは、毛穴の開きで悩んでいる方におすすめです。
毛穴を引き締めるには、毛穴の詰まりを取り除くことや肌全体を冷やす、毛穴の引き締めに有効な成分が配合されたスキンケア製品や収れん化粧水を使うことが良いでしょう。
毛穴の引き締めに効果のある成分
・ビタミンC
・レチノイド（レチノール）
・ナイアシンアミド
●ビタミンC
ビタミンCはコラーゲンの生成を促進し、肌のハリを保つことで毛穴を引き締める効果があります。また、ビタミンCには抗酸化作用でメラニンの生成を抑えるため、メラニン毛穴で悩んでいる方は摂取すべき成分です。
●レチノイド
レチノイドとはビタミンA誘導体全般を指す総称で、レチノールはレチノイドの一種です。
皮脂の過剰分泌を抑制することで毛穴の広がりを抑え、毛穴を引き締める効果があります。また、古い角質を除去して肌のターンオーバーを促進するため、角栓がたまりにくくなり、毛穴詰まりにも効果があります。
●ナイアシンアミド
ナイアシンアミドは皮脂分泌を正常に保ち、毛穴詰まりや角栓の予防に効果的です。また、広がった毛穴を引き締め、肌のキメを滑らかに仕上げます。低刺激な成分で肌への刺激が少ないため、敏感肌の方でも使えます。
収れん化粧水とは？
毛穴を引き締める成分が含まれ、毛穴の開きを抑える効果が期待される化粧水です。普段の化粧水、乳液の後に使いましょう。
また、肌表面のキメを整えるため、メイク前に使うことでメイクアップがきれいになります。
毛穴対策において避けるべきNG行動！
普段行っている毛穴の黒ずみ対策が、実はNG行動だった！ということはよくあります。
毛穴へのNG行動を続けてしまうとかえって毛穴の目立ちや肌トラブルを招いてしまいます。
正しい知識を知り、自分の毛穴にしっかりと向き合うことで毛穴の悩みへのNG行動を避けましょう！
過度な洗顔やクレンジング
肌を清潔に保ち、毛穴の汚れを除去してくれる洗顔とクレンジングですが、ゴシゴシと肌をこすったり、長時間肌に洗顔料やクレンジングを置いたり、1日に何度も洗ったりしていませんか？
これらの過度なケアは必要な皮脂まで取り除き、肌のバリア機能を低下させます。その結果、皮脂を過剰に分泌させ毛穴の目立ちやすい肌になります。
クレンジングと洗顔の役割を知らない
クレンジングと洗顔どちらかしか使っていない方や、それぞれの役割、使い方を知らない方は多いと思います。ここでは、その2つについて詳しく紹介します。
クレンジング：メイクや皮脂、角栓の油性汚れを除去
洗 顔 ：肌表面の汚れと汗などの水性汚れを除去
クレンジングしないとどうなる？
クレンジングは洗顔で落とせないメイクや皮脂、角栓などの油性汚れを落とす役割があります。クレンジングを怠ると、これらの汚れが残り、毛穴悩みを解決できません。
クレンジング後に洗顔をしないとどうなる？
クレンジングは油分を含んでいるため、肌に残るとダメージを与え、肌トラブルの原因になります。クレンジングや汚れをきちんと洗い流すためには、洗顔が必要です。
W洗顔不要のクレンジングは？
クレンジングと洗顔の役割をお伝えしましたが、ここで注意してほしいのはW洗顔不要のクレンジングです。
これはクレンジングと洗顔の両方の役割を兼ねており、通常のクレンジングより洗浄力が強い可能性があります。そのため、このタイプを使用する場合は洗顔が不要です。もし洗顔を行う場合は、いつもよりしっかりと保湿ケアを行うことをおすすめします。
無理な角栓除去
角栓を無理に押し出すことはNGです。無理に押し出すと肌を傷つけ、炎症や色素沈着によるメラニン毛穴の原因になります。また、毛穴へのダメージが強く、毛穴が広がって角栓が詰まりやすくなるので注意が必要です。
生活習慣の乱れ
日々の生活で寝不足が続いたり、食生活が偏っていませんか？
毛穴の悩みや肌トラブルは、日々のケアだけでなく生活習慣からも影響を受けています。
例えば、油っこいものばかり食べると皮脂が過剰に分泌され、ビタミンやミネラルが不足した食生活は肌のターンオーバーを乱します。
まとめ
毛穴の黒ずみの原因やNG行動は意外に多いですね。
毛穴の黒ずみへの対策方法として、正しいスキンケアを毎日丁寧に行うことがとても大切です。また、毛穴トラブルは生活習慣にも影響されやすいため、睡眠や食生活の改善にも目を向けましょう。質の良い睡眠やバランスの取れた食事、適度な運動を心がけることで、内側からもケアが可能です。
正しいケアと規則正しい生活習慣で、毛穴の悩みを解消しましょう！
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